使用量カウンターから、顧客ごとのコストへ
ccusageは無料のオープンソースのコマンドラインツールです。Claude Code、Codexなどのコーディングエージェントのローカルログを読み取り、トークン数と推定コストを日・月・セッションごとに表示します。自分の使用量を把握する用途なら、これに勝るものはほとんどありません。
ccusageの代替が必要になるのは、その使用量が顧客に属するようになったときです。どのプロジェクトのためだったのか、ユーロでいくらかかったのか、そして作業時間と並んでどう請求書に載るのか。それを担うのがTime Momentumです。ccusageに関する情報は、リポジトリとドキュメントに基づく2026年10月11日時点のものです。
ccusageの強み
- 無料でMITライセンス。インストールや登録なしに
npx ccusage@latestで実行できます。 - ローカルのみ:ドキュメントによれば、データをアップロードせずに使用量ログを読み取ります。
- Claude Code、Codex、OpenCode、Gemini CLI、GitHub Copilot CLIなど18のソースに対応。
- 日・週・月・セッションごとのレポート。キャッシュトークンは別に集計し、コストはモデル価格から米ドルで推定します。
--offlineでネットワークなしでも動きます。 - Claude Code向けの追加機能:
--instancesでプロジェクトフォルダーごとに集計、statuslineでClaude Codeのステータスラインに使用量を表示、--jsonで独自スクリプトに渡せます。 - 広く使われています:2026年10月10日までの1週間で約290,000回のnpmダウンロード。
Time Momentumがccusageのよりよい代替になる場面
Time Momentumは、AIエージェントを使って顧客業務を行うフリーランスやエージェンシーのために作られています。
- 顧客ごとのコスト:すべてのセッションはフォルダーまたはリポジトリによってプロジェクトに割り当てられ、プロジェクトは顧客に属します。
- ドル建ての推定ではなくユーロ:各セッションは開始時点のモデル定価で評価し、その日の欧州中央銀行(ECB)レートで換算します。ClaudeやChatGPTのプランでは、月額料金をトークンの比率でプロジェクトに配分します。
- 工数全体:エージェントの実稼働時間、トークン、コミットを、並行タイマーによる自分の作業時間と並べて表示します。
- 請求書まで(Pro):AIコストを顧客に請求し、電子請求書を発行し、入金を管理し、プロジェクトごとのマージンを確認できます。
- 複数のツールを1か所で:Claude Code、Codex、Cursorを同じプロジェクトで扱い、フックで自動的に記録します。オフラインでも記録は失われません。
ccusageとTime Momentumの比較
| 機能 | ccusage | Time Momentum |
|---|---|---|
| 価格 | 無料、オープンソース | Freeプランあり、請求はPro |
| アカウントなしで使える | – | |
| AIコーディングツール | 18のエージェントCLI | Claude Code、Codex、Cursor |
| セッションごとのコスト | 米ドルでの推定 | ユーロ、定価ベース |
| 顧客プロジェクトごとのコスト | 一部対応フォルダー別、Claude Code | プロジェクト・顧客ごと |
| 作業時間 | – | 並行タイマー |
| 請求書と電子請求書 | – | Proプラン |
| 過去のセッション | ローカルのログすべて | 一部対応Claude Code、Codex |
更新日: 2026年10月11日
ccusageのままでよいのは、次のような場合です
- 顧客に請求する額ではなく、自分の使用量を知りたい
- データを一切マシンの外に出してはならない
- Gemini CLI、OpenCode、Copilot CLIなど、Time Momentumが記録しないエージェントCLIを使っている
両方を使う
ccusageはログファイルを読むだけで、Time Momentumはフックを追加します。互いに干渉しないので、ターミナルでの手早い確認にはccusageを使い続け、顧客と請求書にはTime Momentumを使えます。
プロンプト、回答、コードが手元のマシンから送信されることはありません。Time Momentumが受け取るのは、モデル、トークン、稼働時間、作業フォルダー、リポジトリ、セッションのタイトルです。タイトルとフォルダーはオフにでき、個別のフォルダーを除外することもできます。
ccusageからの乗り換え
ccusageからのインポートはありません。代わりにTime Momentumが、同じローカルのClaude CodeとCodexのログを読み取ります。
アカウントを作成する
インストールコマンドを実行する
macOSまたはLinuxで実行します。コマンドラインのtmをインストールし、アプリで発行したAPIキーを尋ね、Claude Code、Codex、Cursorを検出して、既存のフックの横に自身のフックを追加します。
curl -fsSL https://app.time-momentum.com/install.sh | sh過去のセッションも取り込まれる
ローカルのログに残っているClaude CodeとCodexのセッションは、すぐに取り込まれます。Claude Codeは初期設定でログを30日間保持します。
フォルダーをプロジェクトに割り当てる
フォルダーまたはリポジトリごとに1回だけ。以降のセッションは自動で振り分けられます。
Time Momentumがセッションごとに記録するもの:プロジェクトの工数全体。
よくある質問
ccusageとは何ですか?
Claude Code、Codexなどのコーディングエージェントのローカルログを読み取り、トークン数と推定コストを日・週・月・セッションごとに表示するオープンソースのコマンドラインツールです。
ccusageは無料ですか?
はい。MITライセンスで、アカウントなしに npx ccusage@latest で実行できます。
ccusageはCodexに対応していますか?
はい。CodexはClaude Codeと並ぶ18のソースの1つです。Time MomentumもCodexを記録し、サブエージェントと実稼働時間も含みます。
Claude Codeのコストをプロジェクトごとに見るには?
ccusageは --instances でClaude Codeの使用量をプロジェクトフォルダーごとに集計します。Time Momentumは各セッションをプロジェクトと顧客に割り当て、作業時間と並べてユーロで評価します。
ccusageのデータをTime Momentumにインポートできますか?
いいえ。Time Momentumは設定時に、ccusageと同じローカルログから、各ツールが保持している範囲で過去のClaude CodeとCodexのセッションを読み取ります。
Time Momentumはプロンプトやコードをアップロードしますか?
いいえ。受け取るのはモデル、トークン、稼働時間、作業フォルダー、リポジトリ、セッションのタイトルです。プロンプト、回答、コードは手元のマシンに残ります。